【2022年度もありがとう】がんばったで賞作成ボランティアの皆さまへ

2022年度も「がんばったで賞」をありがとうございました

 (公社)日本フィランソロピー協会様が運営する「ボランティアウェブ」を通じて募集した「がんばったで賞」の作成のボランティアに、昨年2022年度もたくさんの方にご参加いただきました。ご参加くださった皆さまに、心から御礼申し上げます。

 Kukuruの「がんばったで賞」とは、辛い注射やリハビリを頑張った子どもたちに贈呈している、ちょこっとプレゼントのことです。

 障がいのある子どもはもちろん、その親御さんたちが、「がんばったで賞」を通じて、たくさんの人から応援されているんだと感じ、孤立感を少しでも軽減できれば、と考え、ボランティアウェブで募集させていただきました。

 おかげさまで、2022年度もたくさん「がんばったで賞」をいただきました。「折り紙メダル」は、いろんな形・折り方がありとても個性豊かで、届くたびに驚きました。シールやラインストーンでデコレーションされたもの、裏の始末までキチンとされている几帳面なもの、ハイセンスでエレガントな色味のもの、不器用さが見えるけどとても丁寧に作ってくださったのがわかるもの、子どもたち大好きなキラキラ折り紙のもの、などなど、それぞれ思いを込めて作ってくださったことが手に取るようにわかり、スタッフも届くたびに「今度はどんなメダル?」と興味が尽きませんでした。受け取る子どもたちの中には、定期的に治療が必要で「毎回もらうメダルをお部屋に全部飾っている」という子もいるんですよ。

 折り紙メダル以外にも、小さなぬいぐるみや、ミニパズル、文房具、リボン付きのヘアゴム、タオルハンカチなど、様々な「がんばったで賞」を送っていただきました。手作りのものもあれば、100均グッズを活用されていたり、ノベルティグッズもあったりしました。小学校高学年以上の子たち向けに、ハンドタオルやおしゃれな付箋・マスキングテープ、キャラクターものではない大人っぽいノートなどもありました。どれも子どもたちのことを想像しながらご用意くださったことが伺え、とても嬉しかったです。

 2022年夏は沖縄でもコロナ感染者が爆発し、私たちのクリニックでも発熱外来をやらざるを得なくなり、連日大忙しでした。検査で号泣する子どもに「がんばったで賞」を渡したら、7割の確率で泣き止んでくれるのです。そうすると親御さんたちもホッとした表情をされるので、こちらもホッとします。

 このように、子どもたちに思いを馳せてご用意くださった「がんばったで賞」が、いろんな場面でとても喜ばれ、役に立っています。ご参加くださった全ての方に、感謝申し上げます。ありがとうございました!!

※送付伝票などからご連絡先がわかった方には、お礼状を送付させていただきましたが、お送りできなかった方が数名おられます。この場を借りて、御礼申し上げます。

小さいぬいぐるみ、ノート、カラフルボールペン、ミニクレヨンセット、シールなどが、子どもたちに人気でした。
乳児〜幼児に絶大なる人気のアンパンマン。鈴の入ったマスコットは、音を鳴らすと注射の怖さを忘れてくれる子が多いので助かりました。

ボランティアウェブとは

(公社)日本フィランソロピー協会様が運営する、企業の従業員の社会参加促進を支援するウェブサイトです。会員企業・グループの従業員が、自分の生活スタイルや趣味特技に合ったボランティアを探して参加を申し込むことができる仕組みです。
https://www.philanthropy.or.jp/vweb/