オリンパス社員ボランティアさんたちとのカード交換交流

Kukuruの子どもたちが日本全国の方と交流

 Kukuruを利用する子どもたちと、医療機器メーカーのオリンパス株式会社とそのグループ企業にお勤めの有志の方々とが、カードを送り合ってお友達になろう!という企画を行いました。Kukuruの子どもたち25人と、オリンパス様とそのグループ企業の社員の有志25人が、それぞれカードを交換し合いました。

 この企画ではまず、Kukuruの子どもたちが沖縄の旧正月の時期に、工作の時間を使って「だるま」のデザインのカードを作りました。このだるまカードに、子どもたちの自己紹介シートを添えて、オリンパス様の社会貢献チームに送付。社会貢献チームから、この企画に参加を表明した社員さんたちにランダムで配布して、そのカードを受け取った社員さんが今度はKukuruの子どもたちに、メッセージカードを送ってくださる、という流れでカードを交換しました。

まずはKukuruの子どもたちから

 Kukuruの子どもたちからお送りした「だるまカード」は、子どもたちの手や足に白いインクをつけて、それを赤い紙にペタンと押して作りました。カード作りを手伝った保育チームのスタッフみんなが「だるまの雰囲気が、作った本人になぜか似ている気がする」と言っていました。そして、だるまカードに添えた「自己紹介シート」には、子どもたちの普段の様子や、最近がんばっていること、チャームポイントなどを保育チームが記入しました。

そして、今度はオリンパス社員ボランティアさんたちから

 そんなカードが海を渡り、オリンパス社員ボランティアさんに届き、そして3月ごろからお返事カードがKukuru宛に届き始めました。

 オリンパス社員ボランティアの皆様から届く封筒を開いたスタッフから「うわぁ! ステキ!」「すごーい!」といった声が毎回上がります。どれも本当に素晴らしく、子どもたちのことを考えながら選んだり作ったりされたことが感じられるものばかり。そして子どもたちそれぞれに語りかけるメッセージに胸が熱くなりました。

 オリンパス社員ボランティアの皆様から届いたカードは、お預かり(短期入所)の時に読んで聞かせたり、訪問(訪問看護・居宅介護)の時にスタッフが持参して、順次子どもたちの手に渡していきました。親御さんも一緒にご覧になり、皆さん大変喜んでおられました。

 カードが発送された住所を拝見すると、東京都を中心に福島県や長野県などからも送っていただいており、Kukuruの子どもたちの世界がとても広がったのではないでしょうか。

 この企画にご参加くださったオリンパス社員ボランティアの皆様、ありがとうございました! 個別にお礼を申し上げたいくらい、どれもこれも感動いっぱいのカードでした!

カードを贈り合おう企画のきっかけ

 オリンパス様とこのような企画に取り組むきっかけとなったのは、日本フィランソロピー協会様の運営するボランティア仲介システム「ボランティアウェブ」です。子どもたちを応援する小さなプレゼントを準備するボランティアにご参加いただいたことをきっかけに、社員の方へのオンライン勉強会の講師としてお声かけいただくなど、交流を続けており、今回の企画につながりました。

 最初のきっかけを下さった、日本フィランソロピー協会様、ありがとうございました。

 そして、この企画に賛同し、社員ボランティアの皆様への窓口となってくださった、オリンパス株式会社 社会貢献ご担当チームの皆様に心から感謝申し上げます。おかげさまで、子どもたちも親御さんもスタッフも、たくさんの温かい気持ちを受け取ることができました。本当にありがとうございました!